episode7 大いなる運命 inserted by FC2 system





〜港 入り口〜


兵士「居たぞっ!!捕まえろ!!」


ゲンタ「くそっ!さずがにあの数じゃ逃げ切れんっ」




そう。


今、ゲンタが逃げているのはm.n兵士からだ。


数えて約、百人。


さすがに隠れる場所がない。


ゲンタ「畜生っ!!!!」


ゲンタは貨物の上から上へと飛び移って雨のように降る弾丸から逃れていた。


しかし、もう力を使いきり貨物に上る力さえ残っていなかった。


ゲンタ「ハァハァ・・・
    もう無理だ・・・みんなすまん・・・」


ゲンタはその場に座り込むと釜を置き生命の終わりを待った。














その時である。


(何回このパターンがあるんやっ?知らんがなww)


d.gの紫の猛毒者が現れた。




そう。


エンザンだ。


ゲンタ「な、何っ・・・」


エンザン「俺は・・・助けた訳じゃない・・・殺しに来た」


ゲンタ「んだとっ?」


ゲンタは急いで立ち上がった。


少し、休憩していたので体力は回復出来たようだ。


エンザン「ポイズン・フィールド!!!


エンザンが叫ぶとエンザンの足からが紫色の円が飛び出た。


兵士「なんだ・・・?これは・・・」


当然、何も知らない兵士はこれを踏む。


いつか・・・


いつか真治に繰り出したあの技である。


兵士「ん・・・?かっ・・・体が・・・うがぁぁぁ!!!))倒」


エンザン「馬鹿がっwww」


ゲンタ「なんだ・・・あれは・・・」


エンザン「んー?あれは俺の毒だww
     足から入れてやったんだww」


ゲンタ「なんて野郎だっ・・・」


エンザン「さて・・・兵士どもが片付いたところで・・・君を消そうww」


ゲンタ「えっ?」


ゲンタが周りを見てみると兵士どもは全員倒れていた。


ゲンタ(マジかよ・・・勝てる気しねぇよ・・・)


エンザン「じゃっ・・・手っ取り早くww」


ゲンタ「ま、またあの技かっ!!??」


エンザン「そww」


ゲンタは逃げる術も無く・・・散った。


エンザン「弱いねぇww」


ゲンタ「う・・・・る・・・・・・・せぇ・・・・・・・・))気絶」


エンザン「じゃっ、行くとするかww」


ゲンタ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」






〜港 貨物部 奥〜


ザトシ「そういや、隼人・・・なぜここに?」


隼人「数分前、この近くを歩いていたら銃声が聞こえてな・・・」


ザトシ「あ・・・そっか・・・(聞いてくれて助かったww)」


隼人「しかしd.gのガンが居るとはな・・・」


ザトシ「ああ、驚いた・・・こんな奥に・・・」


隼人「貴様・・・隠れていたな・・・?」


ザトシ「はぁ!?んな訳ねーだろっ!!!汗」


隼人「まぁ、低能のことだ・・・仕方ないか・・・」


ザトシ「うるせーな;;」


隼人「じゃ・・・行くぞ!」


ザトシ「へ?どこへ?」


隼人「馬鹿かっ・・・港へだ!」


ザトシ「マジかよ・・・;;」






〜港 貨物部B〜


ここは港の貨物部B。


Aとは逆方向にある巨大な場所だ。


真治「くそ・・・m.nの兵士がうじゃうじゃしていて、あまり動けんっ・・・」


真治は貨物の影に隠れながらd.gを探していた。


奴らを止めなければ・・・

















ドォォォォォン!!!!


真治「なんだっ!?」


近くで爆発があったようだ。


見に行くか・・・


真治は物陰から出ると銃を構えながら爆発地と思える場所に行ってみた。


真治「なっ・・・・・」


貨物部Bに居た兵士は全員倒れ血が飛び散っていた。


真治「一体・・・誰が・・・」


???「私だww」


真治「!?」


???「やぁ・・・真治君ww」


真治「貴様・・・・・・・ミステリオッ!!!!」


ミステリオ「クククww
      兵士君がさ。邪魔だったから殺しちゃったんだww」


真治「気絶させるだけでいいだろうがっ!!!!」


ミステリオ「嫌だなww
      殺すつもりはなかったんだww つい力を出しすぎちゃってww」


真治「この野郎・・・」


ミステリオ「あっ、そうそう・・・ 今は君と戦かっている場合じゃないんだよww」


真治「行かせるかっ!!」


ミステリオ「まいったなぁww
      私の代わりを用意しといたんだけどww」


真治「代わり・・・?」


ミステリオ「そうそうww



















   零次クンなんだけどねww


真治「!!???」


ミステリオ「フハハハハ!!!さてと・・・私はこれにて失礼ww」


真治「行かせるか!!!」


真治が風剣を取り出しミステリオに斬りかかろうとしたその時・・・


何者かが真治の剣を弾き飛ばした。


ミステリオの口元が緩む。


真治の顔が歪む。


また甦るあの殺気。


貨物の壁面が次第に凍りつく。


また・・・・・・か・・・。








零次っっっっ!!!!!!




















零次「相手がどんな奴だろうと・・・





  ミステリオ様に逆らう輩は斬って見せましょう・・・