episode36 別れ
真治「っん・・・・・?」
真治は目を開けた。
病院・・・か
そして視界の中にエンドウが入り込んだ。
真治「エンドウ・・・!!無事だったか!」
エンドウ「はいww
この町の最先端な医療で皆の傷は癒えました〜」
真治「いや。管理人がメンドクサイだけだろ。」
エンドウ「氏ね管理人」
真治「シネシネ^w^」
管理人 浩二「OTL」
真治「そういやクリスは?」
エンドウ「外でピンピンしてますよ!」
真治「そうかww」
エンドウ「あ、母さん!」
エンドウは自分の母親を見つけたようだ。
真治「・・・・・・・」
俺は本当にリーダーに向いているのだろうか・・・。
相手を倒す事も出来ない、それどころか・・・自分の大切な仲間を守ることさえ出来ない・・・
そんなリーダーを誰が向いていると言ってくれよう。
俺の使命は・・・"この戦争の真実を暴く事"。
それが正男との約束だ。
とはいっても、、
俺の力不足のせいで・・・・・
正男は死に、浩二は防衛軍であったことを忘れているようだが帝国軍m.nの手先であり、
零次は防衛軍を自らの意思で裏切りd.gに入隊し、和男は今だ行方不明。
昔の仲間が・・・どんどん離れ離れになっていった。
俺のリーダー不適任のせいで・・・
クリス「真治さん??」
真治「ハッ!あぁ、クリス・・・!」
クリス「聞いてました?」
真治「すまん、もう一回頼む・・・」
クリス「はい、もうすぐこの町を出た方がいいです;;これ以上は・・・さすがに」
真治「そうだな、よし今日の夕方に出発だ!」
クリス「はい!」
真治「よし!出発だ!」
エンドウ「はいっす!」
真治「あぁ、エンドウ・・・お前は此処に残れ・・・」
エンドウ「はっ・・・?え?」
真治「戦闘にて迷いのある奴は命を落とす。そのくらい知っているだろう?」
エンドウ「迷いって・・・なんすか!!」
真治「お前はこの町に残って家族や市民を守りたいんだろう?」
エンドウ「それは・・・」
真治「だからお前は残れ、行くぞクリス!」
クリス「え・・・あ、はい・・・」
エンドウ「ちょ、待ってください・・・・・!!!
待てよ!!!!!」
真治の足が止まる。
エンドウ「意味分かんねェ!!俺も一緒に戦う!」
エンドウは冷静さをなくしている。
真治「そんなに俺たちと来たいなら俺を倒せ・・・」
エンドウ「え・・・!」
クリス「ちょ・・・待ってください!」
エンドウ「くそ!」
エンドウは鞭を構える。
真治「来い」
エンドウ「・・・クッ・・・天地・創造!!」
鞭を振り落とす。
だが真治は高く舞い上がり交わす。
真治「ウインド・ブレイク!!!」
真治は風剣を用いず手から空気の塊を出す。
エンドウ「マジってことか・・・!!」
エンドウはそれを回避する。
がウインド・ブレイクが地面に当たるとそれが爆発しエンドウは吹き飛ぶ。
エンドウ「チッ・・・!」
エンドウは体勢を立て直すと、、
エンドウ「天地・一文字!」
真治「クッ・・・!」
真治の腕に巻きついた鞭は真治の腕を引き地面に激突させる。
真治「やるな・・・!」
エンドウ「うりゃああああああああああああああああ!!
天地・紅!!!!」
真治「出たなww」
エンドウは全身の力と遠心力を込め真治をなぎ払う。
真治「wwww」
エンドウ「・・・!!!」
クリス「真治さん!!」
真治は天地・紅と受け止め無造作に体が吹っ飛ぶ。
エンドウ「・・・・・・」
クリス「真治さん!!」
エンドウ「何故だ・・・?」
クリス「へ?」
エンドウ「なぜ避けなかったんだ・・・」
真治「強くなったなwwエンドウ」
エンドウ「なんで・・・なんで避けないだ!?」
真治「ww」
真治は笑うと同時にエンドウの懐に入り込み溝を殴りつける。
エンドウ「うぅ!!!」
クリス「真治さん!エンドウ君!」
真治「残れ。お前は・・・」
エンドウ「・・・はい」
真治「行くぞ・・・クリス」
エンドウ「真治さん!俺は・・・俺は・・・いい部下でしたか・・・!!??」
真治「エンドウ、お前は何か勘違いをしている・・・
俺に部下はいない。いるのは仲間だけだ・・・」
エンドウ「・・・・・・・」
エンドウの瞳から涙が零れ落ちる。
エンドウ「今まで・・・ありがとうございました!!!!!」
真治「あぁw行くぞクリス!」
クリス「はい・・・!じゃあね^^」
真治とクリスははピースをすると車に乗り込みフルラーズを去った。