episode30 故郷
ゆらゆらと揺れる。
非常に眠い。
ふと誰かに話しかけられる。
重い目蓋を開く。
真治「ほら起きろww」
クリス「着いたよ・・・!」
エンドウ「あ・・・・・はい!」
エンドウは目を開ける。
真治「車のガソリンがなくなってきたし、少し休憩しようと思ってな・・・近くの町のフルラーズという町に来たぞ!」
エンドウ「そうなんですか。。。え、、えええええええ!!!!!?????」
クリス「どーしたのww?」
エンドウ「フルラーズは・・・俺の・・・故郷です!」
真治・クリス「えええええ!!!」
エンドウ「まさか、また来れるとは・・・」
クリス「どうする?行く?」
エンドウ「行きます・・・!」
真治「意外に・・・広いなww」
エンドウ「意外にってなんですかww」
クリス「でもいい人そうな人ばっか居ますね!」
真治「治安もよさそうだw」
エンドウ「そうっすかwww」
フルラーズは治安も良く商売も盛んだったので大変活発的な町だった。
真治「よし、今夜はここにしよう」
エンドウ「はい」
クリス「私はどこか泊まれるとこ探してきます!」
真治「あぁ!」
エンドウ「にしても懐かしいな〜」
真治「ww」
エンドウ「本当に懐かしぃ^w^」
真治「ご両親には会わなくていいのか?」
エンドウ「後で会ってきます・・・!」
真治「まぁしかし・・・よく俺らに着いて来てくれたな・・・!ありがとう」
エンドウ「いいんですよww
俺が決めたことっすから!」
真治「そうかw」
ドォォォォォォォォォォン!!!!!
爆音と地震が真治達を襲う。
真治「な、なんだ!?」
エンドウ「・・・・・・!?」
真治「行くぞ!」
エンドウ「はい!」
現場に行くとそこは無残に地面や家が焼け焦げていた。
真治とエンドウは笑い事じゃないことを一瞬で悟り表情が引き締まる。
クリスは人をかばったのか背中から血が出ていた。
真治「クリス・・・」
クリス「私は大丈夫です・・・・・・でも・・・あいつが!」
エンドウ「あいつ・・・?」
真治達の後ろで声がする。
聞いたことがある声だ。
こんな所で出くわすとはな・・・・・
「ブァァァァァァァ・・・」