episode3 謎の関係
ここは貨物部の奥。
なんで俺がここに来てるかって?
ここなら誰もいないだろ^^
俺はザトシ。
とてつもない勇気の持ち主さ!
ザトシ「えーと・・・しばらくここで休むか・・・」
ザトシは奥でこちらを見つめている人物で気づかず壁によりかかり海を見ていた。
ザトシ「綺麗だ・・・」
和男・・・。
お前は今どこに・・・・・・・・・・・・・!!!!!
ザトシはなにかの気配に気づき立ち上がる。
ザトシ「なななななんだ・・・?」
辺りを見渡すザトシ。
???「ほぅ。よく気が付いたものだなww」
ザトシ「うわぁぁぁぁ!!!!」
???「wwwwwwwwwwwwwwwwww」
ザトシ「吃驚させんじゃねーよ・・・・・しっかし、まぁ・・・変わってないねぇ・・・ガン君よ」
ガン「まぁな」
ザトシ「何の用だ?俺に用がねーなら帰るぜ?」
ザトシは震える足を押さえドサクサに紛れながらその場を立ち去ろうとしたその瞬間・・・
バァァァン!!
ザトシ「あ・・・・あ・・・・・あ・・・」
ザトシの足元に火花が散っていた。
ガン「俺から逃げるのかザトシ・・・そうはさせるかよww」
ザトシ(バレタカ;;)
ガン「テメーはここで撃とす」
ザトシ「ヘッ!無理だよ^^」
ガン「どうかな?」
ガンは無数のハンドガンを取り出しザトシにその銃口を向けた。
ザトシ「おいおい・・・おっ、やべ!」
ザトシは貨物の背後に隠れる。
バンバン!!!
火花が目の前で散る。
ザトシ「仕方ねぇ・・・あんまし使いたくなかったんだが・・・」
雷タイプの銃を取り出しスキを見つけ反撃した。
バンバン!!
ガン「おっと」
ザトシ「チッ!あたらねーな;;」
ガン「さぁ、死んでもらおうか・・・ザトシ!!!!!」
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この声。
この感覚。
この響き。
俺の体を引き立たせるこの感じ。
そして・・・俺の全てを壊した記憶を甦らせるその顔。
ガン「どうしたww?」
ガンはザトシに不敵な笑顔を浮かべザトシに近づいた。
ザトシ「や、やめろっ!来るなっ!!!」
頭がガンガンしやがる。
吐き気もするし目眩もする。
ふざけんな・・・
ガン「さっきの勢いはどうしたのかな?」
ザトシ「来るな・・・
お、お前は一体誰なんだ・・・?」
ガン「やはり・・・覚えていないか・・・」
ザトシ「・・・・・・・・・」
ガン「仕方が無いな・・・また会おう。じゅ・・・」
ガンがそう言いかけた瞬間、隼人が銃を構え飛び出してきた。
ガン「おっと」
隼人「外したか・・・」
ガン「チッ!」
ガンは舌打ちをすると風を吹き起こした。
すると、もうそこにはガンの姿はなかった。
ザトシ「た、助かったぜ・・・」
隼人「低能がっ」
ザトシ「すまんすまんww」
ザトシは無理に笑顔を作っていたが内心はもの凄い恐怖に駆られていた。