episode29 いい方
スノーランドの戦いは終わった。
カリンとカネスは撤退し兵士達も戦いをやめた。
平和が訪れた。
ゲンタ「いやーこりゃまたひどくやられたなww」
町は崩壊しかけておりレナの城も残骸に近かった。
レナ「いいんです。私は皆が生きている・・・ただそれだけで幸せです。」
ゲンタ「いい国王持ったなw」
サラ「あ・・・あぁww」
サラは解毒薬を飲んで毒はなくなった。
栄太も同様、毒は引いていった。
ゲンタ「あり?みんなは何処行った??」
レナ「栄太さんはあちらに。」
ゲンタ「あ、ほんとだ」
ゲンタは栄太に近寄る。
ゲンタ「大丈夫か?」
栄太「勿論ww」
ゲンタ「自分が自分で居られるかw?」
栄太「あぁ・・・w」
栄太は空を見上げる。
それは青く青くとても美しかった。
隼人「という訳で大変無駄な時間を使ってしまった。もう行くぞ」
ゲンタ「えぇ;;もっと居ようぜ」
隼人「ふざけるな。僕らにはやるべきことがあるだろ」
栄太「それもそうだな」
レナ「分かりました。では・・・さようなら。。。」
レナは深々と頭を下げる。
ゲンタ「頭上げなって!!!
ミステリオなんかよりあんたの方がいいと思うんだけどなぁw」
レナ「ミステリオ様・・・いやミステリオは何か企んでいるのですか・・・?」
栄太「うん・・・
世界滅亡と人類抹殺。悪なら誰でも企むだろw?そういうのw」
サラ「じゃ、あたし達は・・・!!」
隼人「騙されていたんだ。じゃ行くぞ。低能の相手をしている暇はない。」
レナ「なーにぃ!!!」
隼人は早々と行ってしまった。
サラ「やっぱ、、あいつ気にくわないっ!」
ゲンタ「あ、俺も俺もww」
栄太「おいおい・・・」
サラ「そうでしょうか?」
ゲンタ「へ?今なんて・・・?」
レナ「口はアレですけど心の清い、いい方ではないのでしょうか・・・?」
栄太「そうかなぁ」
レナ「隼人さん!本当にありがとうございました!!」
隼人の足が止まる。
隼人「礼なら・・・そこの双剣使いに言え・・・」
レナ「え・・・」
隼人「僕は何もしていない、全てそいつらの独断だ」
ゲンタ「またまたーw」
栄太「・・・・・・」
ゲンタ「あり?お前もしかして・・・泣いてるww?」
栄太「ち、違う!!行くぞ!」
ゲンタ「なんで怒ってんだよ;;
じゃ皆さん、またいつか!」
レナ「はい。またお会い出来ることを祈って・・・・・
皆さん!殿方のご出陣です!盛大にお送りしましょう!!!」
女兵士「おぉーー!」
こうして三人はスノーランドの危機を救い出し、目的地ミステリオランドへ向かうのだった。