episode28 植物人間カリン
カリン「クックックwww
あたしの攻撃が・・・拍子抜けだってww?」
隼人「ああ、そうだ」
カリン「相変わらずだねwwその態度w」
隼人「・・・・・」
カリン「でもあんたはあたしには勝てないねww
国王レナと一緒に死になっっっーーーw」
レナ「・・・・・!!」
カリン「さぁ、死ねーーー!」
カリンは背中から植物上の物体が飛び出して来た。
隼人「貴様も・・・相変わらずだな」
隼人の目の瞳孔が赤に変わる。
つまり・・・炎属性だ。
隼人「貴様の弱点は"炎"!さぁ燃えろっ」
カリン「どこにも炎が出てないぞww?どこが炎属性だw?」
隼人「どうかなww?フレイム・シュート!!!」
隼人の足がみるみる燃え始めカリンの攻撃を凪払う。
カリン「!?」
隼人「これが僕の戦闘スタイルだ」
カリン「足技か・・・」
カリン「つか、お前も随分お人よしになったなぁww」
隼人「質問の意味が分からないが?」
カリン「帰って来いよ隼人wwお前にそんな場所は似合わないww」
隼人「・・・・・」
カリン「お前が防衛軍に居る理由がどこにあるw?お前はもう我々と同じマジシャンであり、同士じゃないかww」
隼人「・・・・・」
カリン「ほら・・・さぁww!あたしについて来いw共にミステリオ様に仕えて行こうじゃないかww」
隼人「なぜ、、なぜ皇帝ノヴァに従わない・・・?」
カリン「皇帝ww?知らねーよ!!強いお方に従う・・・ただそれだけだww」
隼人「成程な・・・
貴様を生かしておけない理由がよく分かった。」
カリン「物分りの悪いやつよw」
隼人「さっき貴様は僕が防衛軍に居る理由を聞いたなww
簡単だ、仲間を守りたい・・・ただそんだけだ・・・」
カリン「仲間www
笑わせるなよ隼人。一匹狼のお前に仲間ww?居るわけないでしょww?」
隼人「何とでも言え。それと・・・二度と同士と言うな」
カリン「じゃ死ね」
植物上のモノを隼人に飛ばす。
隼人「丸で化けモンだな。」
隼人は動く気配は一切ない。
瞳孔も色が変わらない。
カリン「強がるなぁぁぁぁ!!!死ねーーーーー!」
隼人「お前がな。植物人間カリン!」
ザシュ!!
鈍い音が響き渡る。
カリン「う・・・そ・・・」
カリンの腹部を突くモノ・・・それは槍だった。
隼人「言ったろww仲間は居るんだ」
ゲンタ「ヤッホーww」
カリン「な、にぃ・・・」
ゲンタ「隼人は俺達の仲間だっっ!!!」
カリン「隼人・・・お前・・・変わったな・・・」
カリンはゆっくり倒れる。
ゲンタ「いやーいいコンビプレーだったなww」
隼人「ふざけるな。全て僕と浩二さんのプレーだ!!!!!」
ゲンタ「誰だよっ!!つか此処にいねーだろうがっ」
笑いあう二人。
隼人も薄々は気づいていた。
自分の居場所は此処にあると・・・。