episode1 テロ現場 inserted by FC2 system





「殺れ」



「い、、いやだ・・・」



「殺れと言っているんだ」



「いやだ・・・いやだ・・・いやだ・・・・・・・」



「殺れぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!」




目の前に居る黒尽くめの男。




その男が夢を見てる少年に殴りかかる。




少年は叫ぶ。




それと同時に・・・









少年の夢は終わる。




いつもそうだ。




そして少年は泣きながら目を覚ます。






























〜ダウンシティー 港〜


ザトシ「こりゃあ・・・ひどいな・・・」


真治「クソ!奴らはどこだ!?」


エンドウ「あそこです!))指差す」


全員が見たその先には・・・


見覚えのあるあのマスク。正男をいかも簡単に殴り倒したあの男。




ミステリオだ。


真治「この野郎!!!!!!」


ザトシ「落ち着け!感情に身を任せるとどうなるんだ?真治」


真治「・・・すまん」


ミステリオ「やあやあ、地球防衛軍の諸君。一年振りだね。」


隼人「貴様!!!!」


ミステリオ「随分と仲間が増えたみたいだけど・・・やっぱりd.gの敵じゃないよww


クリス「どうかしら?もう前の私達とは相当違うわよ?」


ミステリオ「そうかいww なら我々も手加減しなくていいな?」


ザトシ「おいクリス;;」


真治「ああ!しなくてもいいぜ!」


ミステリオ「なら・・・始めよう。






クリス「梓ちゃん!バイク乗って!」


梓「えっ?これにですか?」


クリス「そう。私の銃より貴方のマグナムの方断然強いから後ろ乗って撃って!」


梓「は、はい!」


ブォォォン!!))エンジン音


クリスは港の貨物部に来た。


気配がない。


いや、かすかにある。


クリス「出てきなさいよ!」


???「シャァァァ!!」


梓「うわっ!」


クリス「出たわね・・・電気人間 エレクトロ


梓「で、電気人間!?」


クリス「そう。気をつけてね。あいつ、気持ち悪いから・・・」


梓「確かに・・・」


エレクトロ「ブァァァ・・・」


クリス「あの人、元は普通の人間だったのにね・・・」


エレクトロ「ぐああああああ!!!!」


クリス「梓ちゃん!捕まって!」


梓「は、はい!」


ブォォォン!!))走り出す


エレクトロ「ギャァァァァ!!」


エレクトロは手を挙げたかと思うと電磁砲をクリス達が乗るバイクに発砲してきた。


クリス「く、くそ!」


クリスはドリフトして電磁砲を回避し反動で貨物車庫の上に車体を乗り上げた。


クリス「梓ちゃん!」


梓「はい!」


バンバン!))マグナムを撃つ


エレクトロ「ギャア!))回避する」


梓「くそ!」


クリス「あいつ・・・」


エレクトロ「キャララララ!!!」


エレクトロは全身から電波を放電する。


クリス「ま、まずいっ!!」


クリスの予想通りバイクに直撃し車体ごとぶっ飛ぶ。


梓「きゃあ!!」


梓は車体から身が投げ出され地面に激突する。


梓「ぐぅ!!」


一方、投げ出されたバイクと共にクリスは海へと落ちる。


エレクトロ「ブァァァ・・・」


梓「しょ・・・所詮・・・私達は・・・普通の人間・・・」


エレクトロ「・・・・・・」


梓「やっぱ勝てないか・・・」


梓は目から涙が溢れその場にうずくまった。






エンドウ「さてと・・・行くか・・・」


栄太「俺も行くぜ!」


エンドウ「な、なんでお前がここに・・・?」


蓮太「俺もここにいるんだが?」


エンドウ「お前まで!?」


ここは港市場。


ここにもd.gは潜んでいる。


奴らは何が目的なんだ・・・?


蓮太「!?」


栄太「どうした?世界が終わりみたいな顔して・・・!?」


エンドウ「やっと気がついたか・・・」


蓮太「出てこいや!」


???「いやー、やっと俺の出番が来たぜ・・・なぁ、ソリー


エンドウ「ソリー?」


???「読者の諸君。もう分かるよな?俺は火炎。炎の双剣使い。」


エンドウ「火炎・・・」


火炎「やっと鈍っていた体を動かせるぜ!」


蓮太「俺達もだww」


火炎「よしゃぁぁぁ!!!行くぜ!!」


火炎は双剣を構え三人に走ってきた。


エンドウ「よし・・・俺の鞭捌きを見せてやるぜ!」


エンドウは鞭を構え華麗のごとく火炎の双剣に巻きつけた。


栄太「わおww」


火炎「チッ・・・」


エンドウ「今だ!」


蓮太「行くぜ!」


グローブを装備した蓮太は火炎に殴りかかる。


しかし、何かを栄太は感じた。


栄太「待てっ!蓮太!!!!」


その叫びも叶わず蓮太は火炎に突っ込んだ。


悲劇は起こった。