episode17 忍び寄る気配 inserted by FC2 system





国王「貴方達に・・・助けを求める・・・?」


隼人「ああ、そうだ」


国王「ハッタリもいい加減にして下さい。貴方達に助けなど求めないしマジシャンである以上・・・」


ゲンタ「殺す訳ね」


栄太「ヘッ!知らないからなっ?後で後悔しても」


ゲンタ「ああ、お前らはミステリオに良い様に操られてんだよっ!


???「黙れっ!貴様らにミステリオ様の何が分かる!?」


国王「相手の挑発に乗るのはやめなさいサラ。」


サラ「で、ですが・・・!」


隼人「ミステリオ様・・・か。あいつは神気取りでもしていやがるのか・・・」


サラ「何だとっ!」


隼人「気になったのだがこの町には女しかいないのか?」


サラ「知らないのか!?ここは"女のみが住む神聖な場所"だっ!男なんかが来るとこじゃねぇんだよっ!」


ゲンタ「はぁ!?」


国王「やめなさい。とりあえず貴方達は明日まで牢獄に入れておきます。」


隼人「勝手にしろ。」


栄太「本当にいいのかよっ」






〜牢獄〜


ゲンタ「おいおい・・・隼人!本当に大丈夫なんだろうな!?」


隼人「安心しろ、大丈夫だ」


栄太「ミステリオのとこへ行くまでに死ぬなんて嫌だな・・・」


隼人達が会話をしているとサラが入ってきた。


サラ「ホラ、飯だっ!人生で最後の飯になるからよく味わうんだなっ!」


ゲンタ「テメェ!」


サラ「フンッ!」





バンッ!(ドアが開く


女「大変です!あいつがっ・・・!」


サラ「な、何っ!?」


女「国王がお呼びです!サラ様!急いでっ」


サラ「ああ・・・!」


サラは急いで牢獄から出て行った。


栄太「何があったんだろう・・・?」


ゲンタ「さぁn・・・!」


ドォォォン!!


すさまじい音と共に地面が揺れる。


ゲンタ「なななななんだっ!!??」


隼人「これが事の始まりか・・・」






〜今から一時間前〜


国王「サラ、あの方達に食事を」


サラ「なんでですかっ!?なぜ私が・・・」


国王「サラ、私は貴方に頼んでいるのです」


サラ「分かりましたよ・・・」


サラは食事を持ち牢獄へ向かった。


と同時に。


城の壁が粉砕する。


国王「!?」





???「国王、レナっ!!


レナ「何事です?」


???「あたしだよwww覚えてないとはいわせないよwww」











レナ「植のマジシャン・・・カリンっ・・・!!


カリン「覚えてんじゃんwwww であたしが今日来たのは・・・この国あたしにくれない?」


レナ「お断りします。」


カリン「そうかwww
    まぁ、予想内だけどねwww ま、退く訳ないってことは知ってるよね・・・?レナwww」


レナ「クッ・・・」


カリン「さ、お前達っ!やりなっ!!」


敵兵士「おおっーー!」


レナ「おやめなさいっ!!!なぜ貴方って人はっ・・・!!」


カリン「うるせーんだよww 消えなっ!」


カリンはレナの胸ぐらを掴かみ壁に叩きつけた。


レナ「ぐあああっ!」


カリン「マジシャン舐めんなよっww」


女「国王様っ!」


レナ「サラに伝えて下さい・・・!この国の危機が訪れていると・・・!そして戦闘の準備をしてください・・・と!


女「わかりましたっ・・・!」


カリン「はっは!もう遅いよっww」





突如地震が起こる。


カリン「あたしの部下が城に大砲をぶち込んだらしいねw」


レナ「クッ・・・」


カリン「さぁ、あたしも行くとするかw」


カリンは背中から緑色の植物を出すと、華麗に操り城の壁を砕いた。


レナ「・・・!」


そして城の屋上に出るとこう言った。





カリン「ふはっ!!絶景っっ!!









栄太「どうしたんだろ・・・?」


隼人「上で何かが起こっているのは事実だな・・・」


ゲンタ「気になるな・・・!」


隼人「どうにかこの檻を壊せないか・・・」


ゲンタ「駄目だぜ?武器を没収されちゃ何もできねぇ!」


隼人「僕も足を封じられている」


栄太「双剣どこ;;?」





隼人「嫌な予感がするな・・・・・」