episode14 マジシャン狩り inserted by FC2 system





ニコル「今の時代は"マジシャン狩り"じゃ。」





真治「ま、マジシャン狩り?」


エンドウ「なんですか?それは」




















ニコル「マジシャンを殺す法律じゃ。





クリス「えっ・・・そんな」


ニコル「そしてマジシャンと関わった者も処刑する法律じゃ」


真治「誰がそんな法律を!?」


ニコル「ミステリオじゃ。


エンドウ「あの野郎っ!」


クリス「待って!d.gはマジシャンじゃないの?」


ニコル「自分達以外のマジシャンを全員殺すつもりなのだろう」


真治「あいつらしいな」


ニコル「ふっふ・・・私の孫もマジシャンだったんじゃ」


クリス「そうなんですか!?」


ニコル「ああ。可愛い娘だった・・・。なのに・・・それなのに・・・」


真治「殺されたんですか・・・?」


ニコル「分からん・・・。ベーカル城に閉じ込められているかもしれんな・・・」


エンドウ「ベーカル城?」


ニコル「ああ。このエスバレントという町はベーカルという人物によって支配されている。」


クリス「ベーカルねぇ・・・」


ニコル「まぁ、お主達も気をつけるのだな・・・」





ゴンゴン!(ドアを叩く音


兵士「おい!開けろ!納税の時間だ!」


クリス「何?」


ニコル「お主達は隠れておれ!!奴らはベーカル城の兵士じゃ!一瞬で能力者か判断できる!」


全員「はい」


ニコルは真治達を隠すとドアを開ける。


ニコル「すいませんね・・・待たせて」


兵士「早く金出せ!お前はベーカル様によって生かされているんだぞ!?ありがたく思え!」


ニコル「すいません、、もうお金がなくなってしまったのですが。。。」


兵士「ンダトゴラァ!!!」


兵士はニコルの胸ぐらを掴むと床に押し倒す。


兵士「おいジジイ!ナメテンノカ?」


ニコル「とんでもございません・・・」


兵士2「殺せ」


ニコル「そんな・・・!」


兵士はナイフを取り出し振り上げた。




















真治「おい、雑魚野郎っ!


兵士「!?」


真治「人の命、なんだと思っていやがる?」


クリス「ちょ、真治さんっ!」


エンドウ「俺も我慢ならねぇ!」


クリス「エンドウ君まで・・・」


兵士「ま、マジシャンだっ!」


兵士2「殺せっ!」








真治「お前ら、マジシャンが怖いのかww?おめでたい奴らだww


兵士「黙れっ」


兵士は銃を構え真治に撃った。


しかし弾は全てどこかへ吹っ飛んでしまった。





エンドウ「残念でしたwww」


エンドウは華麗な鞭捌きで弾を全て絡め取ってしまった。


兵士「何だ、、こいつら」


真治「ヨイショット!」


真治は兵士達を気絶させるとニコルの元へ向かった。


真治「大丈夫ですか?」


ニコル「ああ・・・それよりお主らこそ・・・大丈夫か?」


エンドウ「何がです?」








ニコル「ベーカルが黙っていないぞ・・・?


クリス「えぇ・・・」


真治「大丈夫。安心してください。俺達は今すぐ此処を出ます」


ニコル「そうか・・・」


エンドウ「ニコルさんも気をつけて」


ニコル「ああ・・・」








こうして真治達はミステリオが居ると言われるミステリオランドへ向かった。


真治「もうこの町とはお別れだ」


クリス「それにしても砂漠に囲まれているんですね・・・エスバレントは。。。」


エンドウ「砂の町か・・・」








???「おい


真治「!?」


熱いっ!!!


エンドウ「誰だ?テメェ!」





ベーカル「俺の名は"ベーカル"。マジシャンを殺しに来たwwww」