episode1 テロ現場 inserted by FC2 system





〜タウンロード〜


真治「大丈夫か、ザトシ??」


ザトシ「お、お前スピード上げすぎ!!」


真治「仕方ないだろ、急用なんだから・・・」


ザトシ「車で行こうぜぇ;;」


真治「ダメだ!バイクじゃないと遅くなる」


ザトシ「そういうものなのか・・・?」


ザトシは真治の背中に掴まりながら深く溜め息を吐いた。








クリス「ちゃんと掴まっててね!梓ちゃん!!」


梓「はい!!」


クリス「敬語じゃなくていいよ^^」








隼人「なぜ貴様が後ろに?」


エンドウ「いや、その・・・」


隼人「なぜだって聞いているんだが?」


エンドウ「すいません。」


隼人「全く・・・」








蓮太「逝くぞ!栄太!」


栄太「お、おう!」








ザトシ「お、おい!あれ見ろよ!」


真治「なんだ?・・・!!!」


真治が目にしたもの、それは一機のヘリであった。


ザトシ「m.nってバッチシ書いてあるけど・・・・・」


真治「奴らも嗅ぎ付けて来たか・・・まずいな・・・」


エイト「セーンパーイ!さっきから管理人にコメントスルーされてる気がするんですがー」


ゲンタ「嗚呼、言えてるなww 逝け管理人ww」


隼人「m.nが来たらより戦火が増すぞ!」


エンドウ「どうするんスか?」


栄太「行くっきゃないっしょ・・・」


梓「うーん(>_<)」


ザトシ「ムフwww」


蓮太「相変わらずの変態だな・・・」


真治「とにかく・・・みんな心していけよ!」






〜ダウンシティー〜


真治「懐かしいな・・・」


クリス「私・・・一年振りだぁー」


ザトシ「俺もだぜ・・・」


ザトシの表情が暗くなる。


そう。


真治以外の正男家が皆、行方不明になったからである。


特に和男である。


彼は突如、姿を消し今現在どこにいるか、いや、生存さえ確認できない状態である。


ザトシはご用心であげた剣を思い出しウル目になるのである。


真治「ザトシ・・・」


ザトシ「うおっと!!))顔を隠す」


クリス「和男君の事・・・思い出したんだ・・・」


ザトシ「まぁな。あいつは絶対俺が助ける・・・」


栄太「なんか顔とセリフ合わねーww」


ザトシ「う、うるせーな!!」


梓「たまには良い事いうんだねーw」


ザトシ「お前もかっ!」


エンドウ「あのー、こんな事してる場合じゃ・・・」


全員「あっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」






〜ダウンシティー 港〜


真治「なんだ・・・これは・・・」


この感覚。この景色。この血生臭い臭い。


一年前の初めてd.gと戦闘をした記憶が真治の頭を過ぎる。


そして一年前の地球防衛軍のみんなの顔も。


真治は急に表情が険しくなり叫んだ。


真治「く・・・・・・くそぉぉぉぉぉう!!!!!!


ゲンタ「うわっ、ビックリしたー」


ザトシ(真治・・・)


エンドウ「行きましょう!真治さん!」


エンドウの誘いに真治は頷くと二人はスタスタと行ってしまった。


蓮太「やっと俺達の実力を出せるわけだww」


栄太「そうだなww」


梓「あんたら・・・」


エイト「じゃ先輩方ー頑張って下さいー」


ゲンタ「お前は?」


エイト「見学www」


ゲンタ「はぁぁぁぁ????」


梓「仕方ないわよ。彼はマジシャンじゃない私より戦力にならないもの。」


蓮太「そうか・・・」


ゲンタ「ま、いいか。俺らも行くぞ!」


隼人「奴らは人数は少ないが驚異的なマジックを持つ。油断するなよ?」


ゲンタ「はいはい」


隼人「何だ?その言い方は!目上の者を敬えと教わらなかったのか!?」


ゲンタ「んだとっ!?お前、絶対性格破綻してるからな!!」


隼人「破綻などしてないっ!神に向かって何てこと言うんだ貴様!!」


ゲンタ「誰が神じゃボケッ!!!」


クリス「行きましょ・・・」














皆が行った後・・・


一人残ったエイト。


その顔は地球防衛軍に見せた事のない険しい表情だった。


目は何かに怯え肩も震えている。















「殺れ」



「い、、いやだ・・・」



「殺れと言っているんだ」



「いやだ・・・いやだ・・・いやだ・・・・・・・」



「殺れぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!」











ハッ!


エイトは我に返ると大きく溜め息をついた。


畜生・・・。


その言葉を忘れ物で戻ってきたゲンタは聞き逃さなかった。


ゲンタが居ることも気づかないままエイトはその場にしゃがみこんだ。