episode18 炎の荒者 inserted by FC2 system





〜Bブロック内部〜


真治「狂ってやがる・・・」


クライド「早く殺し合おうぜ!!俺・・・貴様と戦いたくて・・・
    全神経が腐りそうなんだよ!!!


真治「こ、こいつ・・・」


クライド「テメェから来ねぇなら・・・俺から行くぞぉぉぉ??」


クライドは姿を消したと思ったらいつの間にか真治の背後に回り込んでいた。


ザトシ「真治!後ろだ!!!


真治「な、何!?」


真治が後ろを振り向くと共に顔面を殴られた。


真治「ぐほぉあ!))倒れる」


クライド「こんな程度の攻撃も避けられないのか?」


真治「クソ・・・))立ち上がる」


クライド「さてと、様子見だ。
    プリズン・フレイム!!


クライドの手から炎のレーザーが飛び出した。


真治「うわっ!!って熱っ!!!!


ザトシ「大丈夫かよwww」


真治「何笑ってんだ、この野郎!てかお前も戦え!!」


ザトシ「だってあいつと、あんま関わりたくないww」


真治「俺だって関わりたくねーよ!!」


クライド「おいっ!何ゴタゴタぬかしてんだ?
   殺すぞwww


ザトシ「ほら来た・・・もう俺怖ーよ」


真治はすこし焦げた服を見て・・・


真治「俺の方が怖ーよ!!」


クライド「糞が!あー!行くぞ!」


真治「・・・))構える」


クライド「カースド・ブラスト!!


クライドが両手を広げるとクライドの体から炎のオーラが出てきてそれが大爆発した。


そしてその爆風が真治達を襲った。


真治「ムッ・・・これは・・・"風"属性・・・。」


ザトシ「熱っ!!あちちちちちち!!!!!))逃げ回る」


真治「これなら俺は対抗できるぜ!」


クライド「!?」


真治「ウインド・ブレイク!!


真治の体からも風が吹き出し爆風と激突した。


クライド「なかなかやるではないか・・・
     だがこいつはぁ、本気じゃなぇーよな?」


真治「な、何!?当たり前だ!!」


クライド「オラ!!!!))風圧を加える」


真治「チッ!))対抗する」


しかし風圧と爆風はすでにもうおさまっていた。


真治「はぁ・・・はぁ・・・))息切れする」


クライド「もう息切れかぁ!?」


真治「黙れ!」


クライド「お前は俺を楽しませないようだなww
 じゃ、死ね!!!



真治「!?」


クライドは真治へと手を伸ばした。


クライド「逝け・・・フレイム・レーザーガン!!


真治「!?」


真治は避ける事が出来なかった。俺は・・・死ぬのか・・・。


しかし・・・・。








ザトシが身を張って真治を守ったのだ。


真治「ざ、ザトシ!!!」


ザトシ「ゲフッ!!!))吐血


クライド「・・・・・・」


真治「大丈夫か!?ザトシ!ザトシ!!」


ザトシ「へへへ・・・俺もこれで・・・り、立派に・・・な、なった・・・・・・」


真治「何冗談言ってんだよ!ザトシ!クソ・・・」


クライド「ククククククククククククククククククククククククククククククククククククククククククク))大爆笑」


真治「きさま・・・きさまぁ!!!!!」


クライド「いいねぇいいねぇ・・・
  この感覚!!人殺し寸前の感覚!!


真治「正気か・・・?貴様・・・狂ってやがる・・・」


クライド「次は貴様の番だ・・・死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」


真治「!))構える」


クライド「ヘル・バースト!!!!


クライドの手から相当な爆風が飛び出た。そしてそれが全て真治に一直線に向かった。


真治「な・・・なんだこれは・・・?」


真治は絶望に陥った。
彼にはもう、避ける術がないからである。
ヘル・バーストからの攻撃は真治の回避場所を全て遮ったのだ。












真治「グハァァァァァ!!!!


真治は防ぐこともできずただその爆風を真正面に受け止めた。


真治は全身に火傷を負い大の字で倒れていた。


ザトシ「し・・・・・・真治・・・・・」


真治「・・・・・・・・・・・・」








またしても英雄は散ってしまうのか・・・。


なぜ英雄だけはこんな目に会うのか・・・。
なぜ悪との戦争に勝つためには必ず英雄には犠牲があるのか・・・。












未だ・・・謎である・・・。