episode17 最後
浩二「じ、時間稼ぎ・・・だと?」
ジーン「そ♪ある方に言われてね♪」
浩二「さっきも・・・そう言ってたな・・・その"ある方"って誰なんだ!?」
ジーン「帝国軍m.nの・・・長だよ♪」
浩二「お、長・・・」
ジーン「そう♪我々が最も信頼しているお方だ」
浩二「なんだと・・・」
ジーン「我々は・・・皇帝"ノヴァ"と呼んでいる」
浩二「こ、皇帝・・・ノヴァ・・・」
ジーン「そう♪その方が僕に命令なさった。だから従った。ただそれだけ♪」
浩二「ふざけんなよ!そのせいで隼人君は・・・」
ジーン「うるさいなぁ♪じゃ・・・またねー」
浩二「ま、待て!!」
ジーンの声が途切れた。
浩二「く、クソ!!」
浩二はすかさず隼人の元へ行った。
浩二「隼人君!起きろ!死んじゃダメだ!」
隼人は・・・意識がなかった。
浩二「畜生・・・畜生!!!」
浩二は周りを見渡すと医務室があった。
あそこに何かあるといいのだが・・・。
浩二は隼人の肩を持ち医務室へと歩いた。
浩二「しっかりしろ・・・」
ガチャ・・・))扉を開ける
浩二はすぐ誰もいないか確認すると医務室の中へと入った。
浩二「あ、ベッドだ・・・」
隼人をそこに寝かせると浩二は何か出血を止める物を探した。
浩二「えっーと・・・あっ、包帯だ」
隼人に包帯をグルグルとにかく巻いた。
浩二「これでよしっと・・・後は・・・『なんでも治し』を探さなきゃ」
浩二は医務室内を探したのだが見つからなかった。
浩二「クソ!時間がないってのに!」
浩二が机を叩くと一切れの紙が落ちてきた。
どうやらAブロックの地図のようだ。
浩二「ラッキィー!!えっーとー、あ!近くに医務室2がある!」
浩二は医務室から出ると医務室2へと向かった。
この出来事においてこれから浩二は一生後悔することになる。
浩二「ここら辺かな?」
浩二はウロウロしていると何者かが後ろから迫ってきた。
???「死ね!))バットで殴る」
浩二「ぐはぁ!!))気絶する」
???「貴様には帝国軍m.nの有能な部下になってもらおう」