オープニング
あの日・・・俺たちは本当の戦いを知らなかった・・・。もう終わるだろう・・・。
そう思っていた。まさか・・・まさかこんなことになるなんて・・・。思いもしなかった。
俺は正男。趣味は寝ること。勉強は苦手。スポーツはまぁまぁ。でも勉強よりは好き・・・かな?
一番大事なもの、それは家族。あいつらを見てると心が落ち着く。はは、なんか照れるな。
なーんてね!!!!!
正直言ってそうは思わないよ^^まぁ俺の中で五番目くらいかな?
今日はみんなで買い物に来ている。さてとここで家族を紹介しよう!
浩二・・・正男家の三男。正男家の中で二番目に弱い奴(笑)
でも良いところはある。例えば・・・足が速い所かな?えっ?長所じゃないって?気にするな。
零次・・・正男家の四男。こいつは羨ましい・・・。クールだし強いししっかりものだし。
きっと俺より強いんじゃ・・・それはないか!しかしバレンタインデーに俺たちにチョコを分けてくれるのはやめてほしい(泣)
真治・・・正男家の長男。しっかりもの。頼れる。
和男・・・正男家の末っ子。こいつは戦力外。さようなら。
和男「なんで僕だけこんなにコメントがひどいんだ!?」
正男「知るかよwwんなもん管理人に聞けや!!」
和男「ひどいよ・・・管理人」
浩二「おーい!来いよ!荷物持て!!」
正男・和男「はーい!」
零次「兄さん!今日はカレーだからね!」
真治「おお!それは楽しみだな!!」
和男「ハハンー正男兄ちゃん、また零次兄ちゃんを睨んでる〜そんなに・・・」
和男の帽子が飛ぶ。
和男「痛いよ・・・ToT」
真治「こらこら二人ともやめんか!」
浩二「ねぇ!!あそこまで競争しようぜ!!」
零次「話の展開変わりすぎじゃないか?」
浩二「よーーーーーーーーーーいドン!!!!!!!!!!!!!」
そして俺たちは知らなかった。これから残酷な戦いが始まるということを・・・
Magic Masao story1 三組織の思惑
ドォォォォォン!!!!!
正男「なんだ?地震か?」
浩二「クッ・・・僕が一番だったのに・・・」
零次「地震にしてはおかしくないか?なんか爆発みたいな・・・」
真治「確かに・・・そんな気がー」
ドォォォォォォン!!
和男「うわぁ!」
正男「何が起こったんだ?」
真治「分からん・・・ちょっと行ってくる!」
正男「俺も行く!」
零次「俺も行くぜ!」
浩二「そんな危険なことに行きたくないけどーこいつと一緒にいるのは・・・な」
浩二が和男を見つめる。
和男「ひどいよ!!僕だって!!」
正男・浩二・零次「なんだよ?」
和男「・・・」
真治「いいから行くぞ!」
正男・浩二・零次「おう!!」
和男「えっ!ちょっと・・・置いて行かれた・・・」
真治「こりゃあ被害がすごいな・・・」
正男「クソ・・・こんなこと誰が・・・」
浩二「地獄だ・・・ねぇよ・・・こんなの見てらんないよ!!」
零次「・・・」
そう、今正男達が目にしているのは地獄といっていいほどのひどい光景だった。
血に染まった道。そして無残にも倒れている人々。崩れ落ちるビル。この光景は正男達にとってショックを受けざるおえなかった。
真治「和男は来なくて良かったな・・・」
浩二「最悪だ・・・こんなの・・・誰が・・・誰が・・・
誰がやったんだよぉぉぉぉ!!!!!」
零次「兄さん・・・」
正男「浩二はいつもはふざけてるけどこういうのはマジになるよな・・・俺ら以上に・・・」
真治「ああ」
浩二「ちょっと探しに行ってくる!!」
零次「何を!?」
浩二の目つきが変わった。
浩二「もちもん・・・こんなクズみたいな事をした奴をだよ」
浩二は行ってしまった。
正男「いつもあんなんだったいいんだけどな・・・」
真治「いや、こういうときこその方がいいんだよ」
零次「そういや兄さん・・・こういう感じの戦争ビデオ見た時もそうなったしね・・・」
正男「機嫌直るの三日かかったぞオイ」
真治「さてと!!!俺らも行きますか!!!」
正男・零次「おう!!!」
真治「よし!これからは分かれるぞ!!」
正男「俺は東に行く!」
零次「俺は西!」
真治「なら俺は南だ!」
真治「ったく・・・こんな・・・ん?」
真治がふと上を見上げるとビルの屋上から人影が見えた。
真治「なるほどね・・・あそこからか・・・」
???「フフフ・・・良い眺めだ」
ダン!!!(ドアが開く音)
真治「そこまでだ!!」
???「君・・・誰?」
真治「ケッ!こっちのセリフだぜ!貴様・・・そこで何してたんだ?」
???「何って・・・人殺しだけど・・・?」
真治「貴様ぁぁぁぁぁ!!!!!!」
???「ブゥ!」
真治「お前・・・誰だ?」
???「俺・・・?俺はエンザン。d.gメンバーだ」
真治「ダーク・・・ゴースト・・・?」
エンザン「まさか知らないとはね・・・君人間?」
真治「・・・なん・・・だと・・・」
エンザン「俺たちを知らないの?君・・・笑いもん・・・」
俺はこいつを殴った。許せなかった。
真治「そのセリフ・・・お前に返すぜ・・・」
エンザン「は?」
真治「お前の精神人間かぁぁぁぁぁ!!!!????」
エンザン「何かと暑苦しい奴だね・・・」
真治「浩二の気持ちが少し分かるぜ・・・」
エンザン「殺るの?」
真治「そういうことだな」
エンザン「なら・・・」
真治「うわっ!!」
真治の周りが紫色に染まった。なんだ?これは・・・?
エンザン「なんだこれは?っていう顔だね・・・。これは毒。俺の毒だ・・・」
真治「毒・・・まさか!」
エンザン「その通り!!これは俺のマジック・・・」
真治「マジック・・・」
エンザン「クク・・・驚いたみたいだね」
真治「・・・その通り・・・俺ら以外にも使えるとはな!!!!!」
エンザン「何!?」
真治「俺ら正男家は代々マジックを使えるんだ・・・貴様らみたいのがいつ現れてもいいようにな!!」
エンザン「なるほd・・・偶然だな、俺らd.gも全員使えるんだ・・・マジックがな!!!」
真治「そうでなくてはおもしろくない、少し俺も楽しみだ・・・マジック同士がぶつかったらどうなるのか?」
エンザン「簡単なことだ・・・強いものが勝つ。ただそれだけの話だ」
真治「まぁ、そうだろうな」
エンザン「よし、始めるか、殺してやるぞ・・・ごくあっさりとな」
真治「望むところだ・・・な、、、なに・・・」
エンザン「俺のマジックを忘れたか?
気付かぬ間に相手を秒殺」
真治「な、、、何・・・」
エンザン「じゃあな。マジック素人君」
エンザンは真治を持ち上げビルから突き落とした。
真治「くそぉう、、、ま・・・まさか足から毒を注入してたとは・・・やられたな」
くそぉう・・・俺は力不足だった。このままではこの町が・・・それより正男や浩二、零次は大丈夫なんだろうか・・・?
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