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俺様は間違っていない。


いや、間違っていたと思ったことがない。


そう。俺様は・・・神なのだ。


イコール。


俺様に逆らう奴は死ぬのだ。


俺様に楯突く奴は・・・死んで当然なんだよ・・・。


友達だったらどうする?


簡単じゃないか、ユニコーンww   殺す。


家族だったら?


簡単だ、アルニww   殺す。


テメーら、よく考えやがれ。


俺様にはもう・・・人間の心など存在しないのだぞ?


そんな俺様に・・・哀れみの心など有るはずがなかろうww





さぁ、そろそろ行くか。


どこに行くのかって?決まっているだろうカイ。


覚醒メモリの回収だ。











Magic Masao story2 正義を引継ぎし者達






















俺は店員。


といってもギャンブル。


夜の遊び。


ワル共が集まる場所。


毎日、警察が来てはドンパチが始まる。


そんな所に俺は居ていいのだろうか・・・。


・・・・・仕方ないか・・・。


ここは儲かる。


生活の為だ。


仕方ない・・・仕方ないことなんだ・・・


ん?


俺の周りが騒がしい。


何かあったのだろうか?


まぁ、この店には・・・日常茶飯事か・・・


しかし、この一言で俺は恐怖で足が竦んでしまうのである。











「お、おい・・・「JOKER」が来たぞ・・・!」














JOKER・・・


そう。この男・・・全国指名手配犯。


覚醒メモリレンタル社を営んでいる。


しかしそのレンタル料は相当な額で、かなりの金持ちじゃないと払えない額だ。


俺の父親はレンタルし・・・返せなくなり・・・この世から去った。


あの男からは逃げられない。


たとえ十円だろうが一円だろうが未返済だと地獄の果てまで取り立てに来る・・・噂もあるのだから。


しかしなぜそんな男がなぜこんな場所に・・・?


男は店内を見渡している。


客は全員男を凝視してちっとも動かない。


その沈黙を破ったのが・・・その男である。











JOKER「あー、いたいた」


男は一人の客を指差し笑顔で客に近づいた。


客「・・・・・・・・・」


JOKER「私が何の用で来たか分かるよねww?」


客「・・・・・・分からんっ!!」


JOKER「そんなそんな、分かってる癖に〜」


客「何の事か分からんが?」


JOKER「これ。これを見てくださいな〜」


客「?」


男が出した紙。それには契約みたいなことが書いてあった。


JOKER「いいですかぁ?これは・・・貴方が覚醒メモリは借りた借金証書なんですわぁ


客「!?」


JOKER「忘れたとは・・・・・言わせないですよww」


JOKERの顔に笑みがこぼれる。


それは先ほどと違って恐ろしい顔になっていた。


JOKER「さぁ・・・・・覚醒メモリのレンタル料・百億円、延長3日料金・三百億円、合計=四百億円・・・
  きっちり頭揃えて返してもらいましょうかぁ?


客「・・・ああ・・・あああ・・」


JOKER「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


客「あああ・・・ああ・・・ね・・・・ねぇモンはねぇんだよっ!!どうしろってんだよっ!」


JOKER「おやおやぁ・・・やめてくださいよ・・・世の中、そんなんで通じるとでも思ってるんですかぁ?
 『借りたモンは返す』、そんなん小学生でも知ってる理屈ですわぁ・・・


客「ひっ・・・ひっ・・・ひぁぁぁぁ」





店内に悲痛な叫びと血で埋め尽くされた。


俺は・・・見てしまった。


これが・・・JOKER・・・


JOKERは覚醒メモリという物を回収した後、その客の家族の元へと店内を後にした。






その男は店内を出た後に、ヘリコプターに乗り部下との会話を堪能していた。


JOKER「疲れたww」


アルニ「お疲れさんよ」


カイ「お疲れ様です」


ユニコーン「・・・前から気になっていたのですが・・・」


JOKER「なんだ」


ユニコーン「なぜ商売の時・・・関西弁?」


JOKER「こっちも体張って商売してますねん・・・てかww」


アルニ&カイ&ユニコーン「wwwww」


JOKER「世の中は金・・・それだけで十分だ。
   俺様の完全復活の日も近いだろう・・・」


ユニコーン「はい!」











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